スキーシューの生まれた背景
スキーシューはスキー+スノーシューとも言われる古くて新しいスノーアクティビティ。ヨーロッパ、そして、北米など世界中で多くのファンに広く楽しまれています。雪上行動においてスキーの楽しさ・効率の良さ、スノーシューの機動性と使いやすさを兼ね備えています。昔、中国の北西部アルタイ山脈では遊牧民の末裔達がスキーの起源ともいえる道具を使って狩猟を行っていました。その道具は実用的であり、雪の中を効率よく素早く移動できるように設計されていました。そして、そのうえ楽しいものでもありました。
スキーシューの特徴
板の長さと太さはスキーとスノーシューの中間。裏面には滑り止めの毛皮が張られているシールタイプとソールが(魚の)ウロコ状に加工されたステップソールがあります。元々はアザラシの毛皮を使っていましたが、今は人工のものを使っています。毛が後方に向かって生えているため、前進時は少ない抵抗でスキーを前に進めることができ、後ろ向きでは逆毛になり雪を噛みます。これにより、斜面を登る事が可能になり、逆に降りでは毛の向きが順目になるために滑り降りる事ができます。
スキーシューのメリット
スキーシューはスノーシューに比べて雪上において効率の良い移動が可能です。
深雪を移動する際、スノーシューは深く沈み込んだ足を持ち上げて前方に踏み出す必要があります。対して、スキーシューは足を前方へ押し出すだけで進む事ができます。更に、降り斜面では滑る事ができるため、スノーシューに比べるととても楽に移動ができるわけです。
山スキーのようにシールを貼ったり剥がしたりという手間も無いため、シンプルで手軽に楽しむ事ができます。
スキーシューのビンディング
ブーツの装着は、スノーボードバインディングにも似たストラップ式及びテレマークビンディングを使。ストラップ式はスノーブーツや登山靴、スノーボードブーツなど、専用ブーツ不要で多様なブーツが使えます。この点は、スノーシュー同様、手軽に楽しめる理由でもあります。一方で、テレマークビンディングである3pinやワイヤー式も使われます。いづれも板に装着した状態で、親指の付け根を支点として踵が上がるため、自然な動作で歩く事ができます。
スキーシューの呼び方
また、このアクティビティをスキーハイキングやスノーハイクと呼ぶ場合もあります。スキーハイキングはBCクロカンやスキーシューなど、スキーの形状をしたものを使用した雪上ハイキングを指します。スノーハイクはスノーシューハイキングを含む雪上ハイキング全般を指す言葉ですが、ブルーモリス社の特定モデルに付けられた製品名称でもあります。



