Hok スキー:バックカントリーを自由に楽しむために
製品概要
Hok(ホック)スキーは、これまでのスキーとは一線を画す、全く新しいバックカントリー用スキーです。スノーシューとスキーの利点を融合させるという長年の課題に取り組み、スキーシューとして機能性とデザインを高いレベルで両立させました。
Hokの目的
Hokは、バックカントリーで誰でも簡単に使えるスキーとして設計されています。短く幅広な設計により驚くほどの操作性を実現し、一体型クライミングスキンは登坂時に優れたトラクションを発揮します。滑走面とスキンの最適なバランスにより、下りでの速度をコントロールしやすく、扱いやすいのが特長です。クロスカントリースキーとスノーシューの橋渡しをするホックは、スノーシューの操作性と使いやすさに加え、一歩ごとに持ち上げて踏み出すのではなく、前方に滑走するスキーの効率性を兼ね備えています。
特長
Hokは、スキーのベースに合成クライミングスキンが一体化されており、耐久性を高めるスチールエッジと軽量なキャップ構造を特徴としています。環境負荷を最小限に抑えるため、オーガニックな天然繊維とグラスファイバーを組み合わせた補強を施した、持続可能な桐材のコアを使用しています。シンプルなグラフィックと天然繊維が、アルタイ山脈のデザインテーマと融合し、独特のルックを生み出しています。スキンの形状は矢羽根形状になっており、前方には滑りやすく後方には滑りにくくなっています。
名前の由来
「Hok」(発音:ホック)という名前は、アルタイ山脈に住むトゥバ族の言葉で「スキー」を意味します。トゥバ族はこの地域で最も小さな民族ですが、最も熱心なスキーヤーです。
ビンディング
このスキーには、拡張された75mmノーマルホールパターンに適合するインサートが取り付けられています。これにより、現行の75mm 3ピンビンディングだけでなく、当社で提供しているユニバーサルビンディングと互換性があります。また、ロッテフェラーNNN BCおよびサロモンBCビンディングと互換性のあるアダプタープレートもご用意しています。
サイズ選び
Hokは、125cm、145cm、そしてキッズバージョンの「Balla Hok(バラ ホック」(99cm)の3サイズ展開です。ユーザーの体格もサイズ選びに影響しますが、どのような用途で使用したいかも同様に重要です。
以下に、125cmと145cmの主な違いを簡単にまとめました。
- 145cm: より「スキー」としての要素が強く、下りでの使用を重視する方におすすめです。滑走性がやや向上しますが、狭い場所での操作性は劣ります。また、深雪での浮力や体格の大きなスキーヤーに適しています。
- 125cm: スノーシューの代替品として優れており、操作性が高く、密集した森や茂みでの使用に適しています。軽量で、グリップ力もやや優れています。スキーに慣れていない方でもコントロールしやすく、使いやすいサイズです。
どちらのサイズもターン性能は良好ですが、125cmは長さゆえにやや操作しやすい反面、高速安定性はやや劣ります。
一般的な使用やスノーシューの代替としては、125cmが最適です。 長さは使用するブーツやビンディングにも影響し、125cmは軽量なブーツやユニバーサルビンディングとの組み合わせでより快適にスキーを楽しめます。
仕様
- 長さ: 125cm、145cm
- 幅(ティップ/ウエスト/テール)と重さ:
- 125cm:124/110/122mm、重量 2050g
- 145cm:124/98/120mm、重量 2380g
- 形状:シングルキャンバー、スライトリー・ストレートティップ
- ベース: Ptex と ナイロン製スキン
- コア: ウッドコア
- ビンディング固定プレート: 75mmインサート